人気店・繁盛店の第一歩はコンセプト創りから
居心地が良いか悪いかを判断するポイントは前のページで取り上げたとおりですが、居心地のいいお店作りの為には、右図の内容を充分に考慮して、お店のコンセプトを明確に打ち出していくことが重要です。
お店のオーナーになる方は皆、どういった雰囲気の店内で、どういった年代・性別のお客さまにたいして、どのような商品・サービスを提供するか、というイメージをお持ちです。
このイメージを明確に打ち出していくことがお店のコンセプト創りです。
繁盛するお店をを目指すには、出店エリアや規模、客単価・売上目標、予算などを踏まえて、しっかりとしたコンセプトを創り、想定する客層にマッチしたお店創りを行うことが大切です。
また、店舗の設計・施工の担当者は、「お金をかけるべきところ」、「少ない予算で仕上げるところ」をお客さまにご説明し、お客さまのご予算の範囲内、もしくはご予算に近いご提案ができるよう、仕入業者・外注業者との調整を行います。
設計についても、デザインの使い回しや、ムダな造作のご提案はせず、デザイナーの一方的な意見を押し付けるようなことはありません。
ところが、あまりコストのことばかり考えて材質グレードを落としたりや細かい仕上げや切り詰めてしまうと、お店のクオリティを損なってしまう場合もあります。開業前は何かと費用がかかりますが、オリティを下げてしまうと開業後にその部分が気になってしまい、当初よりもコストをかけて施工し直さなければならないケースも多くあります。
コスト意識を持って設計・施工費用を考えることと、必要な部分にお金をかけないということはまったく異なります。
時として、設計・施工の担当者は、お客さまがお悩みの内容に対してまったく別のご提案をする場合もございます。これは、オープンするお店の来店客の客観的な意見を申し上げる場合や、現場担当者の経験やこれまでの施工実績からよりお客さまの立場に立ったお店創りを実現するためです。
お店創りをご依頼いただくからには、多くのお客さまにご来店いただける人気店、繁盛店になっていただきたい、それが私たちOPEN SHOPSのサポート理念です。